2021年11月17日(水)相場振り返り

相場の振り返り

昨日の相場はこれまでの上昇から一旦落ち着いた動きになりました。

今のところ想定の範囲内の動きとなっていますが、いつ急落が来てもおかしくないことに変わりはありません。

それでは早速振り返りいきましょう!

日経平均 29,688.33 −119.79 (0.40%)

日経平均は5営業日振りに反落しました。直近4日間で700円ほど上昇したことを受け、幅広い銘柄に売りが出ました。

また、ドル円為替相場での115円付近から114円前半へと円高ドル安が進行したことも相場の重荷になった要因です。

しばらく円安基調が続いているので輸出関連株には恩恵がありますが、鉄鋼やガラス、紙・パルプなど素材関連の銘柄に輸入コスト増加懸念から売りも出ていたようです。

為替やコモディティの価格にもアンテナを張っておきましょう。

マザーズ 1,175.62 -0.11(0.01%)

日経平均に比べるとマザーズは底堅い動きとなりました。

マザーズも4日ぶりに反落しましたが、朝方は米国市場の小売売上高などの指数発表から堅調な動きを見せました。

午後にかけて日経平均が落ち込むのを追いかけるように上げ幅を縮小し下げに転じましたが、グロース株に一定の資金が流れてきていることは見受けられましたね。

NYダウ 35,931.05 −211.17 (0.58%)

米国市場では短期的な利益確定売りに押されて、マイナスで引けました。

アマゾン・ドット・コムが来年1月から英国のサイトでクレジットカードのビザの利用不可にするとの発表から一時5%の下落となり、ダウ平均を押し下げました。

米国市場の主要指数は再び最高値に近づいているため、どこまで続くかが今後の要注目ポイントです。

さて、今週は週末にかけて上がるか下がるか、読みにくい展開ですね。

個人的には日経平均が29,500円を割る可能性も大いにあり得ると考えてる一方で、30,000円を突破する可能性は低いと思っています。

売りで仕掛けるには少し時期尚早な感覚もあるので、もみ合いが続くことも視野に入れてた上で静観していきましょう。

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