2021年12月20日(月)相場振り返り

相場の振り返り

さて、昨日も1日かけて下落が続く状況でしたね。

まだまだ下げ止まりとは思えない下がり方なので今後の動向にも要注意です。

日経平均 27,937.81 −607.87 (2.13%)

昨日の日経平均は前週末の米国市場の下落の影響を受けて下落方向から始まりました。

午前中には中国人民銀行が利下げを行うことが伝わり、中国景気の先行き不安から売り圧力が一段と高まり、下げ幅を拡大しました。

オミクロン株感染拡大は各国で広まっており、オランダは19日ロックダウンに踏み切りました。

日本市場でも年末年始の動向は要注意ですね。

マザーズ 948.28 -15.38(1.60%)

マザーズは日経平均に比べて持ち直す場面が見受けられましたが、午後にかけて日経平均に合わせる形で一段安となりました。

IPOで3社が上場するも、IPO以外の銘柄に目立った資金流入は乏しく、全体的に下げ幅を広げる1日でした。

NYダウ 34,932.16 −433.28 (1.23%)

米国市場では原油先物価格の下落や、オミクロン株感染拡大懸念、財政支出法案の成立が見通せなくなったことが嫌気され、下落となりました。

クリスマスを控え、相場参加者が少なくなってきていることが、下落に振れ安い要因ともなっています。

金融やエネルギー、素材など景気動向に左右されやすい銘柄が特に売られ、個人投資家に人気なテスラも10月以来の安値圏で推移しています。

年末にかけて上昇するというムードはどうやら可能性が低いみたいですね。

この下落がここで下げ止まるのか、まだまだ下げるのかは判断しにくい状況なので引き続き慎重に動向注視していきましょう。

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