昨日も渋い相場が続きましたが、米国市場はようやく大幅反発を見せましたね。
今日の日経平均とマザーズの反発には大きく期待できそうですね。
週末の金曜日は週半ばの動きとは逆に動く傾向があるためある程度の上昇は期待できそうです。
最もトレンド転換ではなく一時的な反発になる可能性であることを念頭において相場に臨みましょう。
日経平均 27,753.37 −182.25 (0.65%)
前日の米国でオミクロン株感染者の初確認報道によって下がった相場の流れを受けて、日経平均も一時300円を超える下げ幅を見せました。
しかしその一方でここまで一気に下げ幅を大きくしてきたこともあり、割安感も広まることで底堅い動きも見られ、終わってみれば1%以下の下落幅となりました。
コロナの影響を受けやすい空運、鉄道、百貨店株などが軒並み下落しました。
ただ、昨日の米国市場では600ドル以上の上昇で引けている為、今日の日経平均はその流れを受けて反発買いが期待できそうです。
マザーズ 1,028.74 –32.22 (3.04%)
日経平均に比べるとマザーズはまたもや大幅下落となり、7日続落となりました。
ハイテク株の多いマザーズでは仕方ないといえば仕方ないのですが、特に12月はIPOを控えている銘柄も多く、投資家のリスク回避姿勢と様子見ムードが広まっているように見受けられます。
ここまで下げている分、含み損を抱えている方もいらっしゃるかもしれませんが、私はあくまで一過性のもので個別銘柄の業績次第では割安水準にまで下がっている銘柄も見受けられるのでこれを危機と捉えるかチャンスと捉えるかはご自身次第ですね。
ただ、今このタイミングが絶好の買い場になるとまで断言することは誰にもできないため、あくまで慎重に判断を下していきましょう。
NYダウ 34,639.79 +617.75 (1.82%)
米国市場では直近の2日間で1,100ドル近くの下げを記録していたため、自律反発買いが入り600ドルの上昇となり幅広い銘柄に買いが入りました。
中でも航空株のボーイングが8%近く上げ、中国での運航再開への期待が高まりました。
建機のキャタピラーや石油のシェブロンなど、景気敏感株も買われていたため、直近の下落幅を受けて反発したことは間違いありません。
しかし、このまま大きく反発のトレンドに乗れるかどうかは全く別の話で可能性は低いと見ています。
オミクロン株感染拡大につながれば当然今の相場水準を維持することは難しいため、そのリスクを念頭におきながら相場と向き合いましょう。
さて、今週も今日で終わりです。
1週間の動きとしては荒いものとなりそうですが、ここまでの下落幅を少しでも埋める1日になることを祈りましょう。
それではまた!
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