2021年11月22日(月)相場振り返り

相場の振り返り

皆さんおはようございます。

さて、先日の読み通り、22日の日経平均は方向感の乏しい一日でしたね。

節目の30,000円を目前に上に振れるか下に振れるかで年末への株高期待が変わってきます。

今後の動きに要注目ですね。

日経平均 29,774.11 +28.24 (0.095%)

欧州のコロナ感染拡大を受けて警戒感が強まる中、医薬品株が中心に買われ、翌日の祝日を睨んだ小幅な動きとなりました。

個別銘柄では塩野義製薬やアステラス製薬が相場の押し上げ役となっていたようです。

ただ、午前中には政府による経済対策に懐疑的な懸念や、祝日前の手控えムードが広がり200円下げる場面もあったのでやはり30,000円を目前に売りが意識されているようでした。

マザーズ 1,166.63 +12.62(1.09%)

新興市場においては、先週末弱気な動きになっていた分を取り戻すかのように堅調な動きでした。

個別銘柄では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを運営するユー・エス・ジェイと安心・安全な取引環境の構築に向けた包括連携協定を締結したことを発表したメルカリが大幅高となりました。

このまま強気ムードの軌道に乗れるかどうか、新興市場も見ものです。

NYダウ 35,813.80 +194.55 (0.55%)

米国市場はFRBのパウエル議長続投の見通しから、米長期金利がさらに上昇し利ざや改善への期待から金融株が買われました。

その反面、金利上昇で割高感が意識されやすいハイテク株や高PER株が売られていました。

また、石油の戦略備蓄を放出するという発表もありましたが、これは市場では折り込んでいたようで株価に影響はあまり見られませんでした。

今日から3日間でいよいよ年末まで残り約1ヶ月となります。

日経平均の方向性がはっきりするまではリスクオンの取引は控えておいた方が良いと思いますが、くれぐれもご自身の投資判断に責任を持って臨みましょう。

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