2021年11月18日(木)相場振り返り

相場の振り返り

昨日は総じて落ち着いた動きとなった一日でした。

日本市場も米国市場も底堅さを見せ、安心感のある一日だったとも言えるでしょう。

今週も残すところあと1日。今週は上がりすぎてはいない分、上昇の余地もありそうですね。

日経平均 29,598.66 −89.67 (0.30%)

前日の米国市場の影響だけではなく、アジア市場での香港、上海の下落を受けて下げ幅は一時280円を超えました。

しかし、午後に政府の経済対策の財政支出ベースで55.7兆円程度となり、市場予想の40兆円を超えることで経済対策の刺激につながるとの見方から下げ幅を縮めることとなりました。

マザーズ 1,169.83 -5.79(0.49%)

新興市場もハイテク株下落の影響を受けて、前場中頃を過ぎると弱気な動きとなりました。

ただ、日経平均の下げ幅縮小に伴い、マザーズも下げ幅を縮小しました。

なお、昨日上場したGRCSは公開価格を50%上回る初値をつけストップ高になりました。

米国市場と日経平均の動きに影響を受けやすい新興市場も落ち着いた動きになりましたね。

NYダウ 35,870.95 −60.10 (0.17%)

米国市場では一時276ドル安まで下げ幅を拡大しました。また、ネットワーク機器大手のシスコシステムズが発表した売上高と次期決算予想が市場予想を下回ったことが嫌気され、個別銘柄として6%安となりました。

好材料としては、アップルが2025年までに完全自動運転の電気自動車を発売すると発表したことが好感となり3%上昇しました。ダウ平均を下支えした要因でもあります。

全体的に下げに転じるかと思われたのですが、日本米国ともに場中に盛り返した場面があったのは良かったですね。

ただ、今後大きく動くとすれば下と予想していることに変わりはないため引き続き注意して相場に臨みましょう。

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