2021年12月9日(木)相場振り返り

相場の振り返り

昨日の相場はさすがに反発上昇から一転し反落したことで落ち着きを取り戻しました。

これが一時的な局面か、あくまで昨日までの反発は自律反発によるものか、まだまだ見極めるには少し時期尚早だと思うので、今日の相場も見守っていきましょう。

日経平均 28,725.47 −135.15 (0.47%)

短期的な過熱感から利益確定売りが優勢となり、心理的な節目である29,000円を目前に引けにかけて縮小していきました。

午前中には上昇を見せる場面もあり、弱気一辺倒ではなく底堅さを見せた1日でもありました。

しかし、今日はSQ(スペシャル・クォーテーション)で先物の最終売買日翌日の決済日にあたるため、下落が予想されます。

警戒感を高めに見積もっておけば、急落にも余裕を持って対応できるため、なぜ下がるのか、上がるのかという分析の視点を持ち続けましょう。

マザーズ 1,054.52 -8.06(0.76%)

マザーズも日経平均同様に弱気な動きを見せました。

ただ、IPOの一角は盛り上がりを見せましたが、短期的な戻り売りが優勢となりました。

個別銘柄ではフリーやメルカリなど時価総額上位銘柄は奮わない動きとなりました。

NYダウ 35,754.69 −0.059 (0.00016%)

米国市場では前日までの上げ相場を牽引してきたハイテク株が売られる一方でディフェンシブ株が買われることで横ばいの1日となりました。

朝方にはイングランドでのオミクロン株感染拡大による規制強化の公表から一時170ドルを超える下落を見せましたが、午後には下げ渋り一時的に100ドル程度の上昇を見せる場面もありました。

個別銘柄では航空のボーイングや化学のダウなどが売られました。

今日は週末の金曜日。

昨日に続き弱気相場を予想しているのでくれぐれもリスクオンの取引には要注意してください。

それではまた!

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