警戒感を高めておくようここ最近は注意喚起をしていたつもりですが、皆様無事に昨日の下落に巻き込まれることはありませんでしたか?
こういう時こそ要因分析が必要なので、早速振り返りいきましょう!
日経平均 28,751.62 −747.66 (2.53%)
南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異ウイルスが発見されたことが引き金となり、リスクオフの売りが集中しました。
29,000円を割り込むのは10月29日以来およそ1ヶ月振りです。
個別株ではエイチ・アイ・エスやオープンドア、ANAなどコロナの影響力が大きい銘柄の売りが広がりました。
また、ドル円為替相場も113円台後半まで円高・ドル安が進みました。
マザーズ 1,128.66 -9.62 (-0.85%)
マザーズの下落は日経平均に比べると小幅な下げに留まりました。
直近の下落もマザーズの方が比較的大きかったことが要因として挙げられるでしょう。
とはいえ、変異株のリスク回避の動きは強まっているため引き続き予断は許さない状況です。
グロース株は値動きが激しいため狙っている銘柄があるのであれば20%〜30%安まで粘って観察してみましょう。
NYダウ 34,899.34 −905.04 (2.53%)
米国市場は25日が祝日で休みだった為、この日も市場参加者が少なく売買は限れていました。
だからこそ売りが売りを呼ぶ混乱を引き起こし、一時1,000ドルほどの下げを見せる場面がありました。
さて、皆さんはこの下落を受けて売りたくなっていませんでしょうか?
コロナの変異株が見つかったとはいえ、今に始まったことではありません。
資金に余裕がある方なら、余剰資金の範囲内で引けで買いを入れて週明けの上昇を見込んで売りを狙う投資方法も有効だったかもしれません。
かといって、下げ止まりはどこか誰にも分かりませんし、積極的にリスクをとってまで参加する場面ではないことは確かでしょう。
少しでもこのブログを見ていただくことで、自分の投資に対する感覚を見つめ直し、
全体の相場感から先を読んで自らの頭で考えるクセをつけて頂けるとそれが何よりの私にとっての喜びです。
それでは皆様良い週末を!
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