今日の記事はこれです。
「新興市場IT企業3割超
新興企業向け株式市場でIT企業の存在感が急速に高まっている。東証マザーズ・ジャスダックの時価総額合計に対する情報・通信業の比率は5年前の18%から36%に上昇」(12月11日日本経済新聞より一部抜粋)
銘柄で見ると、クラウド会計ソフトの「フリー」や、医療データ管理の「JMDC」などが1年前に比べ飛躍的に時価総額を伸ばしています。
この時価総額とは、株価×発行済株式数で算出される数字で、企業規模の大きさを示すものです。
これらの企業の共通点はコロナの影響を追い風に業績を伸ばしていく見込みがある、ということです。
既に業績も株価も成熟した銘柄が多く占める東証1部とは異なり、新興市場にはこれから業績が伸びるであろう、という投資家の思惑から、グロース株としてIT関連企業の人気に火がついているのです。
特にこの1年間の直近で上場しているIPOにおいては、その傾向が顕著に表れており少しでもITに関わる分野の銘柄となると初値が何倍にもなった状態から寄り付くという事態が多発しています。
以上のことから、投資家にとって今やITとは投資対象として放っては置けないカテゴリーになっているのです。
では、今からこのような銘柄に投資するのは時既に遅しなのでしょうか?
こればっかりは各個別の銘柄の状況や、投資を行う人の投資スタイルによって見解が異なるため、この場では何とも言えないというのが正直な意見です。
とは言っても、ただ指を加えて株価を眺めているだけではお金は増えませんし、投資などいつになってもできません。
そのような方にはぜひ四季報に目を通すことをお勧めいたします。
四季報とは上場企業約4,000社全ての直近の決算情報が載った書籍です。
これを基に見逃している金の卵はないか、探してみるのも一つの投資方法ですので試してみてください。
四季報の見方やファンダメンタルズ分析に際しての指標の見方などはまた機会を改めてまとめます。
まずは何か「行動」することから始めてみましょう!
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