昨日の相場は前日とは一転し、日経平均は落ち着き、マザーズは暴落の一日となりました。
この先どのような展開になるか要注目です。
日経平均 29,332.16 +30.37 (0.10%)
前日の米国市場で景気敏感株に買いが入った流れを受けて流動生の高い大型株の一角に買いが入りました。
一方で半導体や成長株の下落が重荷となり日経平均は前日終値付近で一進一退となりました。
個別株への物色も強く、円安ドル高が116円前半まで進んだことでトヨタなどの自動車関連株と保険や銀行株も上昇しました。
マザーズ 927.69 -49.05(5.02%)
前日、米国市場ではオミクロン株感染拡大懸念の緩和から買いが広がりましたが、ハイテク株中心のナスダック総合指数は大幅下落となりました。
この流れを受けてマザーズは大幅下落し、2020年5月以来の下落幅となりました。
FOMC議事録の公表を控え、金利先高不安が強まったことも軒並み売りが入った要因の一つのようです。
NYダウ 36,407.11 −392.54 (1.07%)
FOMC議事録公表を受けて、利上げが前倒しになるという金融引き締めに積極的なタカ派寄りの受け止め方が広がり、下落する流れとなりました。
保有資産の圧縮を前回の緩和縮小時よりも速いペースで実施するのが望ましいとの見方もあったこともわかりました。
米長期金利も上昇し、1.71%と昨年4月以来の水準に上昇しました。
ダウも近いうちに天井をつける可能性もあるため動きをよく見ていきましょう。
さて、年明けそうそう相場の雲行きが怪しくなってきましたね。
だからといってここですぐ空売りを仕掛けて攻勢に出るのではなく、同じように考えている人がどれだけいるかを考えながら相場と向き合って行きましょう。
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