2022年1月14日(金)相場振り返り

相場の振り返り

今週も新たな1週間が始まりましたね。

日経平均は下げる動きになりましたが、方向感が読みにくいチャートとなりました。

それでは早速振り返り行ってみましょう。

日経平均 28,124.28 −364.85 (1.28%)

前日の米国市場の下落の流れを受けて東京市場でもリスク運用回避の動きが強くなりました。

一時は600円の下げ幅となり、1ドル113円まで円高ドル安が進んだことも輸出関連株の売りを誘いました。

主な要因としてはFRBのブレイナード理事の発言をきっかけに米金利の先高観が再び強まりハイテク株を中心に売りが広がりました。

日経平均はボリンジャーバンドの真ん中に位置ついてきたため、上か下か今後の方向が読みにくい状況になったのでリスクオンの動きは控えていきましょう。

マザーズ 844.78 -29.26 (3.35%)

日経平均同様、FRB理事による金融緩和を引き締める姿勢を強めるという発言から主力IT株が大幅に下げました。

一段と逆風が強まり、マザーズは昨年来安値をつけました。

新興市場には厳しい状況が続いていますが、よく状況を見極めてポジション整理していきましょう。

NYダウ 35,911.81 −201.81 (0.56%)

12月の米小売売上高が市場予想を下回り、投資家心理を冷やしました。

取引開始前に決算を発表した銀行のJPモルガンチェースが大幅安となり、他の金融株にも売りが波及しました。

米国市場も先行きが不透明なので積極的な買いは控えましょう。

今週はどちらに振れるか、よく動きを観察して対応していきましょう。

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