2021年12月17日(金)相場振り返り

相場の振り返り

皆様今週もお疲れ様でした。

やはり今週は前半に上昇が続いていた分、週末にかけて下がる流れとなりましたね。

日経平均に関してはまだ年末にかけて上昇する可能性も残していると思われるため、どちらに振れても対応できる心構えをしておきましょう。

日経平均 28,545.68 −520.64 (1.79%)

日経平均はこの日、前日のハイテク株安の影響を受け、午後に入って下げ幅を拡大しました。

FRBが量的緩和縮小加速を決めたのに続き、欧州中央銀行は2022年3月末で新規資産購入を打ち切ると決めました。

徐々に各国の経済政策による買い支え相場が引いていく中で、果たしてどこまで相場全体の維持ができるでしょうか。

これは日経平均にも大きく関わることなので慎重に見極めていきたいところですね。

マザーズ 963.66 -37.21 (-3.72%)

日経平均と同様にマザーズはハイテク株下落の流れに影響を大きく受け、大幅下落となりました。

3日振りの反落となったマザーズは、1,000円台を大きく割り込み、IPOラッシュの資金化に急ぐ売りが散見されたようです。

来週のIPO銘柄にどこまで資金が流入するかが要注目ですね。

NYダウ 35,365.44 −532.20 (1.48%)

米国市場でも各国の金融対策緩和による発表からリスク資産である株式から資金が流れることとなりました。

FRBを始め、英イングランド銀行、欧州中央銀行、さらには日銀と軒並みテーパリングや緩和策縮小を加速させる意思表明を表し、投資家心理が冷え込む格好となりました。

また、欧州ではオミクロン株の感染拡大が懸念されており、行動規制の動きも出始めています。

今後の世界市場の動向には要注目ですね。

さあ、いよいよ年末の大納会まであとわずかとなりました。

師走と言われるだけあって株式相場も激しい動きを見せていますが、くれぐれも振り落とされないように心持ちをしっかり持って臨みましょう!

それでは良い休日を!

コメント