昨日の相場は無事にFOMCというイベントを通過したことで安心感から買いが優勢となりました。
やはり米国市場の影響を大きく受けるので、日経平均、新興市場であるマザーズ、NYダウ、この3指標を追いかけるだけでも相場感はなんとなく身につけられると思います。
それでは早速振り返りましょう。
日経平均 29,794.37 +273.47 (0.93%)
朝方から米国市場の早期利上げの可能性が低くなったという発表を受け、買いが強いスタートとなりました。
一時300円を超える上げ幅にもなりましたが、主要企業の決算発表を見極めたいという様子見ムードから徐々に勢いは落ち着いていきました。
また、30,000円付近まで近づくと利益確定売りも積極的に出ていたため、上値も限られていたようです。
マザーズ 1,143.44 +4.86 (0.43%)
新興市場も日経平均同様に、安心感から前場は買いの勢いが強くなりましたが、後場にかけて落ち着いた動きとなりました。
個人投資家に人気の海運株の人気にも落ち着きが見え、次のテーマに資金が移る前兆かもしれませんね。
NYダウ 36,124.23 −33.35 (0.092%)
前日まで連日最高値更新をしていたため、短期的な利益確定売りが出ました。
また、米長期金利が低下したことにより、利ざやが小さくなったことで金融株を中心に売られたことがダウ平均の重荷となりました。
米国市場は相変わらず強気姿勢を保っているため、これがいつ崩れてもおかしくないという危機感を持ちながら相場と向き合いましょう。
今日は金曜日。
週末は売りが出やすいので、警戒しながら今日も締めくくりを迎えましょう!
コメント