2021年11月24日(水)相場振り返り

相場の振り返り

警戒していたほどの下落とはなりませんでしたが、下げ幅の大きい一日となりましたね。

とはいえ、まだ油断してはいけない状況なので、ここから押し目として下落するのか、長期的な下落トレンドへ転換するのか、はたまたすぐ反発できるのか、様子を見て見極めていきたいものです。

日経平均 29,302.66 −471.45 (1.58%)

昨日の米国市場の影響を受け、ハイテク株を中心に売りが強い流れから始まりました。

割高感が意識された高PER株にも売りが入り、25日移動平均線を下回りました。

これが押し目になるかどうかはひとまず29,000円を割るかどうかが一つの判断基準となるでしょう。

29,000付近のサポートラインを割り込んだ場合、反発には少し時間がかかるかもしれませんね。

マザーズ 1,143.04 -23.59(2.02%)

新興市場でも日経平均同様に、前日の米国市場の金利上昇及びハイテク株売りの影響を受けて大きく下落する一日となりました。

グロース株が多くを占めるマザーズでは、下落幅も大きく影響度合いも大きかったようです。

個別銘柄では時価総額の大きいBASEやメルカリなどの上位銘柄が売られていました。

NYダウ 35,804.38 −9.42 (0.026%)

米国市場では25日の感謝祭を前に手控えムードが広がり、小幅な動きとなりました。

24日の債券市場で上昇した長期金利は1.69%から1.62%まで下落し、利ざや拡大期待から買われていた金融株が売りに押される流れとなりました。

個別銘柄ではゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが利益確定売りに起因していたようです。

今週も今日、明日の2日となりました。

このまま下落傾向に傾くようであれば、しばらくは相場に介入しない方が賢明かもしれません。

年末までの株高派が多ければ多いほど予想とは反した動きになりやすいため、そこにも警戒を強めていきましょう。

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