昨日の相場は落ち着いた動きとなりました。
直近で上昇が続いていた分、上値を意識して利益確定売りに押されていたように感じました。
明日以降はどのような流れになっていくか考えて行きましょう。
日経平均 29,808.12 +31.32 (0.11%)
金利上昇により追い風を受けた保険株などが上昇し、相場を支えました。
ただ、30,000円を意識した売りも入り上値は限定的なものとなりました。
また、景気敏感株でもある自動車株や直近の好決算を発表した銘柄に買いが入る流れとなりました。
マザーズ 1,175.73 +15.29(1.32%)
日経平均に比べると、マザーズは個別株の物色買いから堅調な動きとなりました。
前日の米国市場ではハイテク株が軟調だったのにもかかわらず、今日新興市場に買いが入っていた要因は、売りが一巡したためと考えられます。
先週まで日経平均に比べて大きく下落する日が続いていたため、売りの一服感から買いへ動きが変わっていた可能性が大きいと考えています。
こういう相対的な動きも頭に入れておきたいですね。
NYダウ 36,142.22 +54.77 (0.15%)
米国市場では小売売上高の指数発表が市場予想を上回り、消費が景気回復の後押しをするという見方が広がりました。
ホームセンターのホーム・デポが増収増益の好決算発表を行ったこともダウ平均を押し上げた要因となりました。
他にはスポーツ用品のナイキやウォルト・ディズニーも上昇しました。
さて底堅さを連日見せている日米の主要指数ですが、いつ崩れてもおかしくない状況であることは確かです。
今日も警鐘を鳴らしつつ相場と向き合っていきましょう。
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