さて、今週はいかがだったでしょうか。
10月も今日で最後の取引を終え、来週からは11月の相場がスタートします。
これまでのアノマリーでは年末にかけて日経平均が上昇することが多かったのですが、今年は例年通りの動きとなるでしょうか。
不透明感が拭えないのは変わりないため、引き続きリスクを念頭に置きながら相場と向き合っていきましょう。
日経平均 28,892.69 +72.60 (0.25%)
今日は金曜日とはいえ、好業績を発表した企業を中心に一時は180円を超える上昇幅を見せ、29,000台を回復しました。
しかし、米国ナスダックの先物指数の下落から日経平均も引けにかけて下がる流れとなりました。
10月は乱高下が見られる動きとなりましたが、11月はもう少し落ち着いた上昇を期待したいものですね。
マザーズ 1,107.08 -11.89 (-1.06%)
やはり今日も日経平均に比べ、マザーズは戻りが鈍い動きとなり、マイナスで終わることとなりました。
米国のハイテク株の株安の影響を受け、ハイテク株を中心に売られる流れとなりました。
また、引け後に決算発表を控えていたメルカリが利益確定売りで売られていたようです。
NYダウ 35,819.56 +89.08 (0.25%)
米国市場では今日も引き続き好業績銘柄に押し上げられる形で最高値を更新しました。
原油高によってシェブロンが1株あたりの利益が市場予想以上となるほか、製薬のメルクは増収増益によって上昇しました。
また、マイクロソフトも好決算を発表し、アップルの下落も伴ったことで昨年7月以来の時価総額首位の座を奪還しました。
2021年もあと残すところ約2ヶ月となりました。
コロナ禍の中、株式市場と実体経済が乖離を進める中、不安を感じている方も多いと思います。
今はただ、愚直に世界の株式市場が上向くことを信じてドルコスト平均法を活用するとともに、大きな下落が来たときにチャンスだと捉えて資金を投入できるような余裕を持っておくことが重要です。
くれぐれも相場の動向を追いかけながら注視していきましょう。
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