2021年10月28日(木)相場振り返り

相場の振り返り

やはり前日の米国株式市場の影響を大きく受けた一日となりました。

いつ下落トレンドに切り替わってもおかしくないため、警戒をしつつ臨んでいきましょう。

日経平均 28,820.09 −278.15 (0.96%)

米国市場の影響に加え、市場予想に届かなかった決算発表を行った企業の銘柄が売られる流れとなりました。

富士通やエムスリーをはじめ、部品の供給不足によってファナックも22年3月期の業績を下方修正を行い、製造業を中心に売りが強まりました。

マザーズ 1,118.97 +9.02 (0.81%)

今日のマザーズは昨日とは一変、朝方売りが優勢になるも、日経平均の動きとは裏腹に堅調な動きとなりました。

ファナックなどの大手製造業の業績見通しが悪材料となり、新興市場に資金が集まったようです。

NYダウ 35,730.48 +239.79 (0.68%)

米国市場では、日本市場に比べて市場予想を上回る企業が続出し、ハイテク株を中心としたナスダックは1ヶ月半ぶりに過去最高値を更新しました。

製薬のメルクや建機のキャタピラー、またか決算発表への期待からアップルに買いが入ったようです。

やはり、日本の市場はまだコロナから完全に回復の兆しを見せている、というわけではなさそうです。

米国市場の強さに引けをとっているため、今無理して日本株を買い向かうことはおすすめしません。

じっくり長く相場と対話できるよう資金を見つめ直しましょう。

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