さて、昨日週明けの相場も幸先悪く日経平均は下げるスタートとなりました。
決算発表を控えて様子見ムードが続くと思いきや、やはり日本株市場にとっては逆風が吹いているのかもしれませんね。
ポジショニングに細心の注意を払って今週も臨みましょう。
日経平均 28,600.41 −204.44 (0.71%)
先週末、米国のナスダックやフィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が下落したことによって、日経平均もハイテク株が売られる流れでした。
一時は300円を超える下げ幅を記録し、政治面でも静岡補欠選挙において自民党が敗北したことを受け岸田首相の求心力の低下が懸念されました。
しかし、後場には米国先物株価指数が回復したことを受け、主要銘柄を中心に下げ幅を縮める動きも見られました。
マザーズ 1,098.02 -14.24 (1.28%)
今日も日経平均と同じく、下げ基調からスタートしたマザーズ。
主要銘柄が冴えない中で直近IPO銘柄に資金が集まるものの、後場にはメルカリが急落し相場を押し下げる結果となりました。
これで4営業日続落の新興市場ですが、これがいつまで続くのかは誰にも分かりません。
だからこそ、今リスクを最大限に取る必要はないので、ブレーキをかけながら臨むことをオススメします。
NYダウ 35,741.15 +64.13 (0.18%)
日本市場とは打って変わって、米国市場では決算発表の期待感から連日の高値更新を記録しました。
なんとある調査によると米国第3四半期決算発表を行った約80%の企業が売上高及び1株当たりの利益を市場予想を上回っているそうです。
これは米国経済の強さを裏付ける明確な理由になるため、興味深いですね。
コロナの感染者数は現在落ち着きを見せていますが、不安を拭えていない状況の中どれだけ国内の企業が体制を立て直せるかが焦点です。
先行きの不透明感はありますが、こういう時こそ長期投資を軸にどっしりと構えて市場と向き合って行きましょう。
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