さて、皆さんはどんな週末をお過ごしでしたでしょうか?
今日は相場も休みなので、最近騒がれつつあるドル円為替について触れたいと思います。
ポイントは以下の通りです。
- なぜドル高円安に動いているのか?
- 今後は円安?円高?
なぜドル高円安に動いているのか?
この要因は日米の金利差にあると思われます。
これまで、米国長期国債の金利が低い利率だったためにドルを買って円を売る動きは活発化しませんでしたが、昨今の米国金利上昇によって日本円よりもドルを持っていた方が得だと考える人が増えていることは確かです。
また、コロナの長期化による経済回復の鈍化も要因の一つでしょう。
今後は円安?円高?
一部では原油などの資源高騰に連なって、今後も120円まで円安が進むのでは、という見方をするアナリストも出始めています。
一般的には輸出企業を多く抱える日本において、円高よりも円安が進むことは望ましいこととされてきましたが、今回は一味違う格好になりそうです。
年末までにかけて株高へと向かうアノマリーが、この資源高と円安が進行することによって崩れる可能性が大きいのです。
115円付近で再び円高に向かう可能性もありますが、常に悪くなった時にどうするかを考えておく必要があります。
円安がさらに進行したことを想定して今のうちにポジション整理をしておく必要があるでしょう。
為替の先読みはプロでも難易度が高い世界です。
素人目から見て到底予測できるものではないので、相場がどんな状況になっても狼狽ないほどの自己管理を徹底して行きましょう!
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